イーハトーブ新聞第一号でも書いたように、ヒームカの参加者数が減り続けている(今回締め切り時点で27名)ため、今後の存続が微妙な状況だ。それでもなんとかヒームカを維持するため、今年のヒームカは1日目のランチコントロールまでは、クラシックと同じコースを走ることになった。距離的にはかなり長くなるが、とくに難しいところはなく、とにかく景色がいいのできっと楽しめるはず。ただし、あんまりスローペースだと日が暮れるかも…??
イーハトーブ新聞第一号でも書いたように、ヒームカの参加者数が減り続けている(今回締め切り時点で27名)ため、今後の存続が微妙な状況だ。それでもなんとかヒームカを維持するため、今年のヒームカは1日目のランチコントロールまでは、クラシックと同じコースを走ることになった。距離的にはかなり長くなるが、とくに難しいところはなく、とにかく景色がいいのできっと楽しめるはず。ただし、あんまりスローペースだと日が暮れるかも…??
それにともなって、いままで安家元村でとっていたヒームカの昼食はクラシックと同じ袖山レストハウス(ランチコントロールのサイン忘れないで!)になるので、お間違えのないように。なお、昼食後は昨年までのコースと同じなので、それなりにご安心を。
これもヒームカの話だが、参加人数が少ないため、いくつかのグループに分けて実行団員が引率するかたちで進行することになる予定。これなら採点も厳正だし、コース間違いもないし、ペース配分も守られるため、快適で雰囲気の良いトライアルが楽しめることになる。ちなみに、第1回目のヒームカもこの方式で開催されたが、その後、参加人数が増え、引率者が多数必要になるため、クラシック方式になっていた。
ネリ・ブドリもコースの一部が変更になり、セクションも約3分の1がこれまでとは違うものになっている。とはいっても、「むずかしかった」という声が多かった昨年レベルのセクションを一部に残すものの、全体には初心者・初級者向けであることに変わりはない。ただ、やさしいとはいえ、あくまでトライアル競技なので最低限、ルールを覚え、バイクの扱い方ぐらいは練習してくるほうがいい。トラブル発生以外では、他人の世話にならないでゴールできることがトライアルライダーとして最低の条件なのだから。
4年ほど前からキリッしたスポーツとしてのトライアル復活を実現しているクラシックのコースは、基本的に昨年までと変わりない。が、今年の試走で感じたことは2日目に走る長い山道区間に、冬の積雪により倒木が自然と増えているため、確実に丸太越えを一発で決めてゆかないと、この区間でいきなり疲労が増すだろうということ。とくに床下がつかえるような太い丸太は進入角度や助走ラインをすばやく見極める目が重要になる。いうまでもなく、丸太越えに不可欠な「二度ブカシ」のテクニックも完全にマスターしてくるほうがいい。それと路面が良く見えない草むらには切り株や細い丸太が斜めに埋まっていたりするから、すくい投げを食らわないように十分注意しよう!(実行団員の何人かはやられた…)
とくに暑い都会から初めて参加するライダーに注意してもらいたいのは、大会時期の岩手は、もう秋の入り口のため、非常に低温の日があるという点だ。
悪いことは言わないから、出発時に短パン、Tシャツで大汗をかいていても、フリースを一枚持ってくることをおすすめする。これだけ同じことを毎年書いているのに、昨年も夜の七時雨の寒さに震えているライダーを見かけた。雨の日、曇りの日は日中でも寒いときがあるので、防寒にも役立つカッパはかならず準備してくること。岩手県北部は広大な避暑地なのだと理解すればいいのかも…。
これも毎回書いていることだが、ライダーも、バイクも最高のコンディションでイーハトーブにやってきてほしい。昨年、大会前夜に持病が悪化し、たまたま宿泊客の中に居合わせた医師の機転で、即座に入院してことなきを得たライダーがいたが、無理を押して参加しても楽しい思い出づくりにはならないはず。
バイクについても同じことで、せっかく高い旅費と時間を使ってやってきたのに修理不能の故障でリタイアでは自分だけでなく周りもガッカリだ。バイクの整備で注意するべき点は、チェーンを張るとか、ネジを締めるだけじゃなく、ブレーキ周り、ラジエター周りの分解整備、ガソリンタンク、キャブレターの水抜き、古いワイヤーの交換、磨り減ったスプロケット、チェーンの交換など、日ごろはそこまでやらないところまでキチンと予防的に整備することが、結局はトラブルを防ぎ、安くつくのだという考え方だ。
毎回書いているシリーズとして、最低限の工具とスペアパーツを各自が持つことも重要。「ああ、ここで針金があればこれを止められるのになー」というようなことでも走行不能になることはあるもの。ビニールテープ、タイラップなども何かと役立つから、工具とともに持ち歩こう。それに、最近ではめったにやらないパンク修理の方法も、できれば練習してくるか、少なくともだれかに教わってこよう! 山の中でいきなり初めてのことをするのは大変だよ~。
さて、28回目となる今回の大会に参加するみなさんだけに、ちょっと嬉しいお知らせを出光から。
テレビ広告などですでにおなじみの出光カードまいどプラスに入会申し込みしてくれた参加者の方に、価値ある記念品をプレゼント!(うわさでは非売品のミニチュアカー、出光タンクローリーだとか…)
まずは、同封の案内書を読んでナットクしたら、入会申し込み書に必要事項を記入、捺印し、大会会場の出光ブースに提出すると上記の記念品がもらえるそうだ。もちろん、このカードは入会金も年会費もまったくいらないうえ、数々の特典がついてくるので、この機会にみんなで入会しよう。
イーハトーブトライアルに参加するライダーの中にはビッグバイクのオーナーもいると思うが、もしBMWバイクのオーナーがいたら、BMW会報誌で大会参加の模様を取材したいとのこと。我と思う人は下記の事務局までご連絡下さい。来年は高速道路二人乗りも解禁されるから、タンデムツーリングでイーハトーブトライアル見物なんていう、あたらしい楽しみ方もできるわけ。そのとき、あなたは見物する側、される側??
BMW-MOJ事務局 電話045-575-2245 mail: bureau@bmw-moj.org
郵便局も最近とみにサービス向上に力を入れているが、この話にはちょっと驚く。地元、西根町の大更(おおぶけ)郵便局員のみなさんがカメラを持ってライダー一人ひとりの写真を撮って、切手にしてくれるというのだ!希望者は同封の申し込み書に記入の上、大会会場の郵便局受付に提出すると、スタート直後にバイクにまたがったまま胸から上(ゼッケン入り)の写真を撮ってもらうことになっている。約2週間後に出来上がった切手シートは、郵便であなたの手元に届くというわけ。50円切手と90円切手絵の2種類があり、50円切手の場合なら1シート20枚で1200円と値段も手ごろなのがいい。注文枚数に制限はないので、このさい、爺さん、婆さんになっても使えるぐらいいっぱいたのんじゃう??