イーハトーブトライアルの聖地といえば七時雨山荘の緑の絨毯であることは皆さん異論のないところと思いますが、走行距離と運営時間、そして途中のセクション適地の関係から昨年のネリ・ブドリでは七時雨に立ち寄らないコースとしておりました。当然参加者の方からは「行きたかった」「七時雨を入れないのであればもう出ない!」といった声を頂戴しておりまして、その気持ちは私たち実行団も同じ思いなのでした。一方で、一昨年のようにちょっと天候が悪化すればこの時期の岩手はあっという間に闇に包まれ、トライアル車の頼りないライトでは安全上コースの短縮はやむを得ない判断だったと思っております。しかし今年は七時雨の立ち寄りを前提にコースレイアウトを検討しております。というのも、ネリ・ブドリ参加者のうち毎年およそ1割の方はイーハトーブ初参加で、その方々に七時雨を見ていただいて「いつかはクラシックへ出るぞ」という気持ちを持っていただきたいと思っているからなのです。課題は距離とガソリン、そしてセクション適地の有無ですが5月23日予定の現地探査でおおよその方向性を出したいと思っております。(byイッシー)