クラシック二日目の昼食前、これまでも長い山道プラス林道があったが、今年はそれがさらに徹底した山道ばかりで、昼食場所の平庭まで出られるようになった。つまり、これまで林道で通っていた部分を、約10キロのまったく新しい山道コースが山の尾根を貫いたのだ。(区間所要時間約1時間)6月に出来上がったコースを家村団長と試走したが、いや、その素晴らしいのなんのって! 幅1メートルほどの、ちょうどいい具合に草や枝を刈られたコースは、古い牛追い道で、地図上に点線はあるものの実際には足を踏み入れることもできなかった幻の道。それがまるで山の中にいきなりハイウェイが開通したかのような快適さ! キャンバー走行となる部分は道ぶしんしてあるし、倒木や岩石地帯を乗り越える醍醐味もところどころちゃんと残してある(さすがにわかってるね!)から、決してやさしすぎてつまらない、ということはない。しかも、これまでの林道コースよりかなり距離も短縮しているので、省燃費と林道での事故防止にも貢献している。ただし、故障やケガで動けなくなったら、仲間同士で助け合って出てくるしかないので、マシンは完全整備して、3人が見える範囲で走るほうがいい。(携帯電話は一部で通じるが…)