どんなイベントでも始まりがあり、終わりがあります。その進行がスムーズにゆくことは、参加者全体にとっても、私たち主催者にとっても、観戦や歓迎を楽しみにしている地元の方々にとっても重要なことです。
昨年のネリ・ブドリでは最終ライダーのゴールが規定ぎりぎりの18:58となってしまいました。すっかり日が暮れ、辺りには高原特有の霧が立ち込めて幻想的といえば聞こえはいいですが、トライアルバイクのか細いライトでは危険と判断し最後エリアのセクションは閉鎖せざるを得ませんでした。楽しむために岩手まで行って怪我をして帰ることほど残念なことはありません。今年もほぼ昨年同様月末の日程であることを考慮し(昨年の日没時間は18:11、今年は18:13予定)、七時雨会場に立寄っていたルートを今年は断念しました。イーハトーブトライアルの象徴とも言うべき七時雨に行かないことはとても残念ですが、これも現状で「笑顔で帰宅」するための選択とご理解ください。
さらには、後ろからコースやセクションのマーカーを片付けて、参加者が後ろに残らないようにするバックマーカーも、ちょっとだけ仏から鬼に近づいて遅すぎる参加者をせきたてますので、これにより1時間程度は進行が早まることを期待しております。